ロジスティックス経営コンサルタントのブログ

物流業務に携わって24年、中小企業診断士として経営の視点から物流改善を考えます。

ドライバー不足を考える

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


昨今はどこの現場もドライバー不足に悩まされています。

車はあるが、運転するドライバーが居ないと言った状況の運送会社も

多いのではないでしょうか。


一昔前(20年以上も前ですが)はドライバーはタクシーに次いで

稼げる仕事だった様です。

但しそのからくりは歩合制による「積んだ分だけ金になる」と言った状況で、

過積載すればその分儲かった様です。その分魅力もあった様です。

今では考えれませんが、それが現実だった様です。


ただ、過積載は問題ですが、頑張れば稼げる仕事と言った状況は

決して間違っていないと私は思います。

今はドライバーすらもサラリーマン化してしまい、その結果が若者や運転が好きな

人々の職業としての魅力を削いでしまっていると思います。


拘束時間ばかりが長く、それに見合った給料体系でない上に、危険を伴う仕事。

このままでは日本からドライバーが居なくなってしまうのでは・・・


物流はモノを運ばなければ物流とは言えません。

物流を活性化するためにも運賃を含めた、ドライバーの待遇改善が必要だと思います。