ロジスティックス経営コンサルタントのブログ

物流業務に携わって24年、中小企業診断士として経営の視点から物流改善を考えます。

工夫が大事かな~と感じる

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


久々の投稿です。


私の現場では出荷商品の保冷用にドライアイスを使っています。

多いときは月間100万円も使います。

タダでさえ薄利多売の商売で100万円は、はたしてどうなのか・・・


そんな中、粒上のドライアイス(ビーズドライと言います)を投入している現場で

改善のヒントを得ました。


それは、現場では「一杯入れる」と言った認識でしかな「一杯」の計量カップの

サイズがまちまちであるという事です。

当初300gが基本だったものが、長年の月日が経ち、いつのまにか300gもあれば

500gもあると言うことです。


「一杯」が300gか500gかで、月間40万円もの差が出るのです。

当然、保冷効果の問題もありますが、作業している作業者は300gだろうが500g

だろうが「一杯」としか考えていません。


これは目からうろこ、計量カップを改善して改善を図ります。

効果については後日またご報告します。

現場改善(作業者の多能工化)

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


作業現場では様々な工程や作業区分があります。

その工程や作業区分が、多ければ多いほど作業のムダが発生する可能性が

大きくなります。工程間の手待ちや、それぞれの工程における進捗の差による

ムダが発生するからです。


しかし、作業者を多能工化(同一作業者が複数工程に対応できる能力を身につける)

することでムダを省くことが可能となります。


例えば同時並行で行っている3工程がある場合、作業者が多能工化されていれば、

遅れている工程へ進んでいる工程の作業者を配置換えすることで、全体としての

作業時間を短縮することが出来ます。


この様に作業者への教育を進めるとともに、それを評価する仕組みを築くことで

より効率的な現場運営が可能となります。

ドライバー不足を考える

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


昨今はどこの現場もドライバー不足に悩まされています。

車はあるが、運転するドライバーが居ないと言った状況の運送会社も

多いのではないでしょうか。


一昔前(20年以上も前ですが)はドライバーはタクシーに次いで

稼げる仕事だった様です。

但しそのからくりは歩合制による「積んだ分だけ金になる」と言った状況で、

過積載すればその分儲かった様です。その分魅力もあった様です。

今では考えれませんが、それが現実だった様です。


ただ、過積載は問題ですが、頑張れば稼げる仕事と言った状況は

決して間違っていないと私は思います。

今はドライバーすらもサラリーマン化してしまい、その結果が若者や運転が好きな

人々の職業としての魅力を削いでしまっていると思います。


拘束時間ばかりが長く、それに見合った給料体系でない上に、危険を伴う仕事。

このままでは日本からドライバーが居なくなってしまうのでは・・・


物流はモノを運ばなければ物流とは言えません。

物流を活性化するためにも運賃を含めた、ドライバーの待遇改善が必要だと思います。





物流現場で働く人々

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


今日は休日と言うことで、ちょっと違った視点から投稿します。


物流センターでは本当にいろんな人が働いています。

直ぐに辞める人、新たに入って来る人、

適当にやるひと、責任感が強い人、

男性、女性、あの人が嫌いと言う人、あの人が好きと言う人、

バツイチの人、超高学歴の人、若い人、高齢の人、

ちょっと精神的に弱い人、めちゃくちゃ自信過剰な人、

時には外国の人、本当に様々です。


私はそんな現場を見ていつも思います。


そんな様々な人によって現場は支えられてるのだな~、と。


でもだからこそ、現場は面白いのだなとも思います。


皆さんどう思いますか。

現場改善(イレギュラーを無くす)

こんにちは、ロジスティックス経営コンサルタントで中小企業診断士のマックです。


物流現場にとってイレギュラー業務の発生は最も非効率を招く要因です。

発生要因としては、誤出荷への対応、誤配送への対応、欠品への対応、

等々、様々です。


これらを無くすためには物流品質と精度の向上が不可欠です。

物流品質と精度が上がれば、自ずとイレギュラー業務は減って行きます。


では、この物流品質と精度を上げるにはどうするか、

やはり原因の追及と改善策の実施、その後の検証と言った改善のPDCA

を確実に実施し継続するしか方法はありません。


現場では常に改善する意識を持ち、継続して取り組んで行くことで

物流品質の向上と精度の向上を図ることが結果的にはコスト削減につながります。